箸の持ち方など、食事動作の練習をしています

Date:2021.07.13

箸の持ち方が苦手なお子様に対して、お昼ごはんの時や、個別に時間を設けて練習を行なっています。環境設定として、箸に対してお弁当箱のご飯が対角に向かう位置関係で統一しています。(右で箸を持つ場合は、ご飯が左に位置するようにすることでコーナーを使って挟みやすくする)道具の置く位置も毎回同じにしています。環境を統一することで、学習しやすい状況を設定することを心がけています。

個別の練習では、支点が固定された箸から普通の箸へなど、段階付けをしながら練習をしています。箸にかかる感覚や、力の入れ方の評価を行ないながらレベルに合わせて練習すること、実際の食事場面に練習内容が反映されることを重視しています。

目標は就学前までには身に付けてもらうこととしていますが、様子をみながら時期を個別に設定しています。箸の持ち方が褒められる機会があったと、保護者様から伺うことも多いです。