喜びの声を多数いただいています!
ぴっころをご利用いただいている
お子様の事例をご紹介します。
ご利用の際の参考にしてください。
言葉が増えました
8歳 女の子(利用開始時3歳)
言語聴覚士や保育士の関わり方を統一しているため、一対一での個別支援以外でも自由遊びや集団活動を通して言葉の刺激になる関わりを行なっています。聞き取りにくい言葉に対して指摘や否定をしてしまうと、自己肯定感や発語意欲が失われてしまう可能性があるので、言い直しを促すのではなく正しい言葉・発音を「○○だねー、△△だよー」と、正しい言葉を優しく繰り返してお手本を示したり、お子様に復唱してもらう事を多く行なうことで言葉の獲得を目指しています。
また、お子様が言葉で苦手としている原因が「舌の動きが苦手なのか」、「言葉の表出が苦手なのか」、「言葉を理解する事が難しいのか」、「誰かに何かを伝えたい!という気持ちは育っているか」などを言語聴覚士が検査キットを使ったり、日々の会話や自由遊び・集団活動を通して分析しています。その原因に対して個別支援で「唇や舌の運動」や「発音の練習」、「語彙を増やすための課題」、「玩具などを使用したやりとり遊び」を行なう事で、お子様一人一人に合った支援を行ない、サポートをしています。
特別支援学級から通常学級に移行できました
10歳 女の子(利用開始時7歳)
お子様やご家族に「通常学級」に行くという明確な目標があり、その支援をさせていただきました。小集団という特性を活かし、その中でのルールの理解や他者との関わり方を見ながら、特性に合わせた助言やロールプレイを実施しています。もちろん最初から全てが上手くいくわけではありません。特に他児との関わりはトラブルになることもありましたが、他者と気持ちを考えてみることや、みんなで遊ぶことの楽しさを共有することで通常学級という大きな集団の中でも適応できる準備をしていきました。最終的には目標であった通常学級への進級を果たすことが出来ました。小集団から大集団への適応は「社会への適応」のプロセスです。ぴっころでは「5年後10年後を見据えた支援」ということを大切にしながらお子様と関わらせていただきます。
自主的に挨拶をできるようになりました
7歳 男の子(利用開始時6歳)
通い始めた頃は人見知りもあり、なかなかお友達や職員に「おはよう」の一言が言えないお子様もいます。自分から人に関わることが苦手なお子様もいますし、特性を理解した上での関わりはとても重要だと思います。しかし、苦手なことだからこそ克服できたことの達成感は強く残り、成長の後押しになると考えてみんなに挑戦してもらっています。さらに「挨拶」というツールを用いることでコミュニケーションの手段を持つことは、就学や様々な集団での適応力を高めてくれます。多くのお子様は最初は出来なくても少しずつ出来るようになり、最終的には「当たり前のように挨拶が出来る」ことを身に付けています。将来的にもずっと役に立つスキルの支援として実施しています。
運動の練習を行ない、遊びの中で出来ることが増えました。
9歳 男の子(利用開始時4歳)
日常生活や遊びに運動能力が影響している子には、作業療法士が個別支援を提供しています。あるお子様は、普通に平面を歩いているだけなのに転んでしまうという様子が見られました。個別支援では「足の裏から重さがかかる感覚」や「力のかかる方向の感覚」を伝え、バランス能力の発達を促通しました。出来なかった片足立ちが成功した頃から、能力の向上以外に自信もついてきているのが目に見える様子でした。今では日常生活でも大きな問題は見られず、公園遊びなどでも自分から難しいことに挑戦したり、運動遊びの見本として活躍してくれるまでになりました。お子様の特性や能力を評価して、成功のきっかけを作ることを重視して個別の支援を行なっております。
箸の持ち方など、食事動作の練習をしています
9歳 男の子(利用開始時4歳)
箸の持ち方が苦手なお子様に対して、お昼ごはんの時や、個別に時間を設けて練習を行なっています。環境設定として、箸に対してお弁当箱のご飯が対角に向かう位置関係で統一しています。(右で箸を持つ場合は、ご飯が左に位置するようにすることでコーナーを使って挟みやすくする)道具の置く位置も毎回同じにしています。環境を統一することで、学習しやすい状況を設定することを心がけています。
個別の練習では、支点が固定された箸から普通の箸へなど、段階付けをしながら練習をしています。箸にかかる感覚や、力の入れ方の評価を行ないながらレベルに合わせて練習すること、実際の食事場面に練習内容が反映されることを重視しています。
目標は就学前までには身に付けてもらうこととしていますが、様子をみながら時期を個別に設定しています。箸の持ち方が褒められる機会があったと、保護者様から伺うことも多いです。